経営情報

事業内容

EMS事業

 EMS事業では、委託メーカーの最終製品に向けた設計・開発思想との連動が前提となりますが、こうした顧客視点に立った考え方は、一朝一夕に確立できるものではありません。「物づくりは人づくり」と言われるとおり、「日本の物づくり」を世界で実現するには、全社員が思想・考え方を共有し、全社的に課題解決に取組む姿勢が重要となります。
 当社グループは、企業理念に「心ある物づくり」を掲げ、開発・部材調達から基板実装・完成品に至るまで、どの拠点も共通の価値観の下、同レベルのきめ細かなサービスを提供できることが強みであると考えております。

 今後とも上流工程(金型・CAD設計・成型加工)や下流工程(デザイン・完成品)などの分野にも積極的に挑戦し、実装技術力・生産技術力の向上、顧客満足度の向上に努めてまいります。

【特長】

特長

事業の形態として、次の3種類に大別されます。
(a)当社で設計、部品調達、生産を行い納入する。 (b)顧客の設計に基づき、部品調達、生産を行い納入する。 (c)顧客の設計、顧客からの部品支給(有償・無償)により、生産を行い納入する。

 いずれの事業の形態も、自社ブランドではなく、顧客であるメーカーの販売戦略に基づいて生産委託を受け、それを実現するものであります。

企画・設計から完成品まで

●生産改革

 三票制による生産改善活動やSE活動を実施し、シンプルな機構、標準技術・標準部品の組み合わせ等による最適工程設計を図ると共に、車載生産ラインのLCA化による品質向上、自動化設備・半自動化設備導入による生産効率向上を実現し、高付加価値受注に結び付けることを可能といたします。

生産改革生産改革

●システム統一

SAPシステム導入による全体最適

 グループ全拠点でSAPシステムを導入し、統一化されたグローバルシステムを構築。トレーサビリティシステムの構築や部品情報DBの運用、最適値・最安値調達の拡大、マスターデータの集中管理、拠点間での在庫流用等を可能とし、生産性向上を実現します。

●グローバル調達

 サプライヤーの拠点分散とセカンドソースの確保をしつつ、システム統一と業務の標準化を進め拠点間の差異を少なくし、適地購買を目指しております。
 当社グループは、EMS事業として車載機器、産業機器、OA機器、コンシューマー製品、情報通信機器、その他と幅広い分野の電子機器の受託製造販売を行っております。

システム統一・グローバル調達

【製品分野別の特徴】

(1)車載機器:

日系だけでなく欧米系も含めた自動車完成品メーカーの1次請け企業を通じて、車載用電子機器を供給しております。高い技術力が求められ、企画から量産まで長期間を要するものの、一度受注すると安定的な生産が可能となります。近年、環境対応車のインバータ機器に注力しております。

車載機器

(2)産業機器:

車載機器同様、量産開始後、受注量の振幅が少なく、工場の安定操業で効果的な製品分野となります。
現在の主力製品は、インバータ、サーボモーター、ICテスター用電子基板、スマートメーター機器、小型インバータ完成品等があります。

産業機器

(3)OA機器(プリンター他):

ほとんどの業界大手メーカーと深い信頼関係にあると考えております。
中国に加え、ベトナムも主力生産拠点化されてきており、当社グループのベトナム拠点も受け皿となっております。

OA機器(プリンター他)

(4)コンシューマー製品(デジタル家電、AV、エアコン等):

業界で主役になってきた中国地場メーカーからも物づくり力を高く評価され、受注先を幅広に拡大しております。

コンシューマー製品(デジタル家電、AV、エアコン等)

(5)情報通信機器(スマートフォン、携帯・ウェアラブル・通信機器等):

FPC(Flexible Printed Circuits)への実装・組立技術を活かし、主に光ピックアップユニットを製造しております。

情報通信機器(スマートフォン、携帯・ウェアラブル・通信機器等)

(6)その他(アミューズメント機器、医療機器等):

アミューズメントは、ゲーム機用モジュール製品、音声・画像制御基板、医療機器分野の開発メーカーもターゲットとしております。

製品については、顧客の開発・設計思想に基づきあらゆる面での電子機器を生産しております。
製品には、半完成品(基板アセンブリ等)のもの、完成品のものがあります。

【製品分野別の売上高】

連結売上高における製品分野別の内訳は以下のとおりです。

製品分野別の売上高