株主様・投資家様へ

株主の皆様には、平素より格別のご支援ならびにご厚情を賜り、心より御礼申し上げます。

当社グループの2018年度業績は前年度に比べ連結売上高は増収、利益は減収となりました。受注は引き続き好調であるものの、大きく二つの要因により残念ながら掲げた目標の数字には届きませんでした。一つは特に、メキシコ工場立ち上げと各拠点での複数の新規案件の立ち上げなどの投資費用が先行してかかっていること。そして二つ目が米中貿易摩擦を背景としたドル高元安の影響による為替差損が発生していることです。
このように減益となったものの、中核となる車載機器においては中長期的に高い成長が見込まれ、かねてより準備を進めていた新規プロジェクトは、順調に進捗しております。2019年3月にはPHV(プラグインハイブリッド)に搭載される基幹ユニット(充電器)の量産が開始しており、2019年度下期からは欧州メーカーのハイブリッド車向けの電源制御装置の量産が立ち上る予定です。財務面においては借入コストの抑制、為替リスク抑制に取り組んでまいります。また、昨年までの電子部品の逼迫に対応し、当社は安全在庫を積み上げてまいりましたが、今後は各拠点での在庫削減に努め、資本効率を高めることで、フリー・キャッシュフローを創出し、企業価値の向上に努めていく考えです。
2019年度も、車載機器を中心とした当社の中長期的な成長戦略は不変です。引き続き、世界中で進んでいるクルマの電動化への対応力を一層強化するとともに、基幹工場である中国拠点で培った独自の生産システムの全拠点展開により米中貿易摩擦等を背景に高まっているお客様の最適地生産へのニーズに柔軟に対応してまいります。

新たな令和の時代、「昭和のスピリッツ&平成のテクノロジー」を礎とし、人と人との繋がりから始まった絆が拡がり続け、人の心と、モノ・テクノロジー・企業がコネクトすることで新たなイノベーションを生み出す「令和のコネクテッド&イノベーション」で、ユー・エム・シー・エレクトロニクスはさらなる飛躍と進化を目指してまいります。

株主の皆様の、日頃のご支援に重ねて感謝申し上げます。今後とも、当社グループの将来性にご期待いただき、変わらぬご支援、ご指導を賜りますようお願い申し上げます。