トップイメージ

PICKUP


「改善計画・状況報告書」の公表について

当社は、2019年12月18日付「特設注意市場銘柄の指定及び上場契約違約金の徴求に関するお知らせ」において開示しましたとおり、株式会社東京証券取引所より当社の内部管理体制等について改善の必要性が高いと認められたため、当社株式は2019年12月19日付で「特設注意市場銘柄」に指定されました。

当社はかかる事態を招いたことを深く反省し、2019年10月28日付「外部調査委員会の最終報告書受領に関するお知らせ」において開示しました報告書において指摘を受けた事項及び同年12月27日付「ガバナンス検討委員会の報告書に関するお知らせ」において開示しました報告書において提言を受けた事項について、当社としてその内容について分析・検討を行い、この度の不適切な会計処理に対する再発防止策を策定致しましたので、「改善計画・状況報告書」においてお知らせ致します。

ご参照:2020年9月11日「改善計画・状況報告書」の公表について

なお、当社は2020年3月27日に臨時株主総会を開催し、定款変更を行って監査等委員会設置会社へ移行する等、再発防止策の概略は2020年3月までに策定し一部を実行しておりましたが、この度の「改善計画・状況報告書」の公表までに相当の時間を要することとなりました理由は以下となります。
 
1.新型コロナウイルス感染症が世界的に拡大し、当社グループが事業を展開している各国において海外渡航制限等の措置がとられたことにより、現地での情報収集等が困難な状況となりました。当社グループにおいても感染症拡大防止策の徹底に努め、これにともない連結決算業務及びこの度の不適切な会計処理に対する再発防止策の策定作業に遅れが生じました。

2.2020年4月23日付「当社コンプライアンス委員会による調査開始に関するお知らせ」において開示しましたとおり、当社宮崎工場において不適切な会計処理が行われていた可能性が判明したことから、その原因分析及び再発防止策の策定を行いました。なお、当社宮崎工場において発生した事象に係る再発防止策等の詳細については、2020年9月11日付「当社宮崎工場における会計処理の誤謬に関する報告及び再発防止策について」にて開示しております。

3.2020年7月21日付「(訂正・数値データ訂正)「2020年3月期 決算短信〔日本基準〕(連結)」の一部訂正について」において開示しましたとおり、2020年3月期の連結決算数値の訂正を行い、その原因分析及び再発防止策の策定を行いました。なお、当該訂正に係る再発防止策については、「改善計画・状況報告書」に併せて記載しております。

当社といたしましては、全社を挙げて改善に取組み、投資家の皆様をはじめとしたすべてのステークホルダーの期待にお応えできるように、再発防止策及び法令遵守を含めた内部管理体制の構築による改善措置を推進してまいりますので、引き続きご支援を賜りたく、よろしくお願い申し上げます。

投資家の皆様をはじめとしたすべてのステークホルダーの皆様には多大なるご迷惑をおかけしましたことを謹んでお詫び申し上げます。


 
以上