CSR
環境保全活動
ユー・エム・シー・エレクトロニクス グループは、地球環境保全は企業の果たすべき責任であると認識し、重要な経営課題のひとつと位置付け、「環境保全・改善」に積極的に取り組んでいます。また、出荷製品の化学物質管理は我々の使命であると認識し、EMS企業として、お客様とともに地球に優しいものづくり企業を目指しています。
日本社(本社、埼玉工場、九州工場)、UMC・H社、および海外拠点(中国、ベトナム、タイ)においてISO14001認証を取得するなど、環境マネジメントシステムを構築し、UMCグループ行動規範および環境方針に基づき環境保全活動を行っております。
「UMCエコマーク」
UMCの環境保全活動のシンボルマークです。
UMCグループ行動規範
【環境保全】
- 環境保全を地球市民の責務として受け止め、地球温暖化防止、資源の有効活用等、企業活動のすべての過程においてエネルギー利用の効率化・省資源・再資源化に積極的に取り組みます。
- 環境に配慮した事業活動の推進を行うとともに、環境保全の継続的な活動に全員参加で取り組みます。
- 有害な化学物質を拡散しない安全・安心な生産活動を行い、信頼される製品・情報を提供します。
環境方針(ユー・エム・シー・エレクトロニクス株式会社(日本社))
基本方針
UMCは、環境問題への取り組みが人類共通の課題であると認識し、企業の社会的使命として、環境保全に地域社会とともに取り組み、社会から信頼される企業を目指します。
行動指針
- 私たち一人一人が環境保護を意識した活動を実践します。
- 法規制・条例等を遵守し、クリーンな工場を目指します。
- 社会やお客様の環境要求事項を正しく理解し、確実な化学物質管理に努めます。
- 環境保全活動の継続的な改善を実施します。
マネジメントシステム(ISO14001認証状況)
各拠点で、環境マネジメントシステムを構築し、ISO14001認証取得しています。
認証状況の詳細はこちらをご参照ください。
CO2排出量削減に向けた取り組み
UMCグループでは、社是に「健全な持続的成長を通じ社会に貢献します。」とあるように、グループの持続的な成長と脱炭素社会の実現を目指し、国内外の各拠点においてCO2排出量削減に向けたさまざまな取り組みを行っております。
CO2排出量の削減実績および目標
各拠点での事業活動により排出されるCO2(Scope1、2)をモニタリングし排出量削減を行っております。
2030年度までの目標として、2023年度比▲50%の削減を目指してまいります。
※CO2排出量は、売上高1億円あたりの排出量を排出原単位として算出しております。
※削減率は2023年度のCO2排出量を基準としております。
主な取り組み
以下は、国内外の多くの拠点で実施している取り組みです。
- 再生可能エネルギー由来電力導入
- 太陽光発電システム設置
- 省エネ(照明器具の点灯時間調整、空調設備調整、LED切替等)
- 資源、エネルギー有効活用
設計・製造品質向上(お客様流出不良の低減)
業務効率化・ミス低減(ムダ削減) - 環境資源の使用量削減(生産台数を鑑み環境資源使用量削減)
- 廃棄物リサイクル( 電子部品の空リール、トレイ等)
- お取引先様(供給者)への環境指導( ISO14001取得推奨、化学物質含有調査の日数削減推進)
- 拠点周辺の美化活動(ごみの分別)
【日本社】
生産・物流拠点(埼玉、宮崎、佐賀)および本社にて、コストパフォーマンスに優れた再生可能エネルギー由来電力を導入しております。また、デジタル化により紙の使用量を削減し業務効率向上に努めております。
【UMC神奈川事業所】
日本社同様、神奈川県秦野市の生産拠点において、コストパフォーマンスに優れた再生可能エネルギー由来電力を導入しております。
また、電力エネルギー消費量低減のため生産ラインの効率化を行っております。
加えて取引先へ各輸送会社への環境影響負荷低減の活動協力依頼も行っております。
事業以外では、自然豊かな地の利を生かし「秦野市植樹祭」「はだの脱炭素コンソーシアム」など、自治体との連携による地域貢献活動も積極的に展開しています。


【中国社】
広東省東莞市の東莞工場において、2025年5月より太陽光発電システムを稼働しています。
工場内の主な電力等のエネルギー使用量は随時モニタリング可能となっております。



【ベトナム社】
ハイフォン市の工場において、2025年10月より太陽光発電システムを稼働の他、「グリーンプロジェクト」と称し、環境影響を軽減する諸活動を行っております。
また、ベトナムでは環境ルールに基づき毎年調査が実施されておりますが、当拠点ではプラスチック材料を再利用することで廃棄物の削減や廃水を減少させることにより、最上級のAランクの評価をいただいております。

拠点敷地内において、2023年から緑化活動(植樹)を毎年実施しています。



【タイ社】
チャチューンサオ県の工場において、2024年2月より太陽光発電システムを稼働しています。
工場のロビーにモニターを設置し、リアルタイムで電力発電量や使用量が把握可能です。
蓄電機能もあり照明等に利用しています。



拠点周辺の工業団地にて”Let’s zero Together”と称した植林活動に参加しています。

